第56回定期演奏会

新型コロナウイルスがオミクロン株の登場によって再拡大し、再び困難な状況が訪れようとしております。このブログをご覧の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

早稲田大学アンサンブルギタール56期HP係の渡邉です。定期演奏会から日が開いてしまいましたが、ここに第56回定期演奏会の振り返りを行い、57期へとHPを引き継ぎたいと考えております。

長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただければ非常に嬉しいです。

今回の定期演奏会は12月25日、クリスマス当日の開催となりましたが、OBOGの方々やご家族ご友人の方々など、感染対策を徹底した上で観客の皆様にご来場いただく形で開催することが出来ました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、満足に練習をすることが難しく、曲数は例年と比べてとても少ないものとなりました。

引退した今となって振り返れば、それでも同期や後輩の皆との練習は非常に楽しく、1曲1曲への思い入れというものも強くなったのではないかと感じています。引退して感じるこの寂しさ、そして「コロナ禍でなければ…」という一抹の悔しさ……複雑な気持ちに胸が締め付けられる思いです。

クラシックステージの一曲目は久石譲の『アシタカせっ記』。荘厳な雰囲気の場面、落ち着いた場面、盛り上がっていく場面…と、曲中に様々な変化が展開される曲でした。強弱、盛り上がりなど、細かいポイントまで皆で共有をしながら練習をしていった結果が良い形で現れてくれたのではないかと感じています。

私はコントラバスを担当していましたが…この曲の低音部は弾いていて本当に気持ちが良く、本番はどの練習回よりも楽しく演奏することが出来ました。実は、演奏中も少しだけ感慨深い気持ちになってしまいました(小声)。

ニ曲目、そしてクラシックステージの最後を飾る曲となったのが『A Whole New World』。綺麗な高音パート、下から支える低音パートといった構成の曲でした。拍の取り方など、非常に練習では苦戦したところが多く、無事に皆で弾き切ることが出来たことが非常に嬉しかった一曲です。

アンサンブルステージの一曲目は、57期の学年曲である『にじいろ』です。8人という少人数であることを忘れさせるほど、バランスの取れた素敵な演奏でした。

個人的には、原曲の歌詞である「これからはじまるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ にじいろの雨降り注げば 空は高鳴る」という言葉が頭に浮かび…かわいいかわいい後輩たちの代になっていくんだなあ…大変な状況だけど、57期らしいギタールを作ってほしいなあ…という感慨深い気持ちになりました(頬を伝う一筋の涙、そこにかかる虹色の橋)。

アンサンブルステージの二曲目は、私たち56期の学年曲である『Kanon』。カノン進行でも有名な、美しい旋律を皆で作りあげることが出来たのではないか、と私は感じています。有名なフレーズ、リレー方式で続いていく構成がとっても好きでした。私は弾いていませんが。

1年生のころからギタールで一緒に過ごしてきたメンバーと一緒に一つの曲を作りあげるというのは、本当に尊い時間だったなあ…という気持ちでいっぱいです。

アンサンブルステージの三曲目、そして少クラ一曲目は『Sinfonia』。軽やかなメロディーで、素敵な演奏でした…揃うべきところが揃っている、といった感じで非常に安心して聞いていられる一曲でしたね。個人的にとても好きな一曲でした!

少クラ二曲目は『Techno』です。かっこよかった~!予想できないメロディーの連続でしたが…やはり印象に残るのはギターを叩く音。ギタールに入った1年生のころ先輩方の演奏を聴いていて「クラシックギターって、実は打楽器なのでは…?」と思い始めたのですが、やはりギターは打楽器でした。

少クラ三曲目、そしてアンサンブルステージ最後の曲となったのが『The Beginning』。三国志でもおなじみの一曲で、中国の広い平原、そして唸りながら流れていく大河が目に浮かぶほど、どっしり堂々とした演奏で気持ちが良かったです。The Beginningですが、終わりの一曲………?4人のうち3人が1・2年生だから、ギタールの新たな歴史の幕開け………???

アンサンブルステージとラテンポピュラーステージの間の時間を彩るロビー。一曲目は『クリスマスソング』でした。めちゃくちゃうまいな……。いや……うまいな……。え…?うまいな……。情感たっぷり、お金を払わせて頂きたくなる気持ちでした。後ろで行われている準備が全く気になりません。

ロビーの二曲目は『チェリー』。幹事長副幹事長コンビによる弾き語りでした。56期を引っ張り、導き、そして支えてくれた二人の弾き語りは聴いていてとてもこみ上げるものがありました。二人で弾きつつ、歌うというスタイルがぴったりの演奏でした!

ラテンポピュラーステージの一曲目は『全力少年』です。個人的にはとても楽しかったです(楽しすぎてタンバリンの音を出し過ぎました)。ギターも安定していましたし、皆がお互いを見合いながら笑顔で演奏できていたと思います!後ろから見ていて、とてもほっこりしました。また、最前列の美少女(?)に関するお問い合わせが相次ぎました。(なお本番のラポの写真が謎になく、、リハーサルの写真となります)

ラテンポピュラーステージの二曲目は『花に亡霊』でした。ラポでありつつもパーカスを入れない、という56期の挑戦の一曲でもありました。ところどころにカスタネットによる拍合わせを入れつつ、ベースとクラシックギターのみの演奏となりましたが、選曲も相まって大成功だったな、と思います。今後も、こういったチャレンジが行われると個人的には嬉しいですし、信じています。

ラテンポピュラーステージ、そして56回定期演奏回の最後の曲となったのが『Christmas Song Medley』。クリスマス当日にクリスマスソングのメドレーを演奏する、という非常におしゃれな演出です。さらに皆サンタ帽をかぶるという粋な演出も。曲ごとにかわる速度、スイング…ととても難しい一曲でしたが、何とか皆で弾ききって有終の美を飾れたのではないでしょうか。

最後に…「アンコール」として、HP係それぞれのメッセージをここに残し、私たちの仕事を終えることにします。

<渡邉>

ここまでこのブログを読んでくださりありがとうございます。引き続き、56期HP係の渡邉です。

ギタールに入ったのは2019年の4月…本当に長くも短い3年間でした。私はギター未経験者で、少しずつ練習を行いながら何とか3年生で形に…と思いきやコントラバスやドラムなど、持ち前のチャレンジ精神を発揮し、キャパギリギリのギタール生活でした。今後、「伝説のジェネラリスト」としてギタールで神格化されるのではないか、と予想しています。

そして、幹部代となりこれまで諸先輩方のされてきた仕事やギタールにおける貢献が本当に素晴らしく、また困難なものであるということを実感しました。特にコロナ禍というイレギュラーな期間において、56期や後輩みなが団結し定期演奏会を実行にまで漕ぎつけられた経験は、今後も忘れることはないものになると思います。57期、そして58期はコロナ前のギタールを知らない代です。合宿の未実施や各種演奏会やイベントなどが無い、イレギュラーなギタール活動がレギュラーの活動になってしまうのではないか、という恐れを持っている56期も多いようでした。今後は、56期やOBOGで現役の代を支えていきたい、と思っています。そして、56期の皆さんとも今後も仲良く付き合っていただきたいとも思っています。

先輩、後輩、そして56期の皆さん。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

<掛川>

ここまでお読みくださりありがとうございます。同じく56期HP係の掛川と申します。

まず定演から1ヶ月後という形で筆を進めるにあたり、もう1ヶ月経ってしまったということに驚きを隠せません。一方で、ギタールでの日々が確実に遠のいていくのを実感している日々です。

思えば大学一年の春、まだ右も左もわからない頃、優しく声をかけてくださった先輩方が昨日のことのように思い出されます。ギタールとの出逢いは私にとって、本当に運命だったと感じております。なんて少し大げさかもしれません。でも本当にそう思います。サークルで出逢えた仲間たちが何よりの理由です。

コロナ禍になってからは思うように活動ができず、やりきれない思いを抱えた時期もありました。そもそもみんなに会うこともままならず、先の見えない日々、、。そんな中でも仲間とのつながりを実感し、限られた中でできることをしてきました。コロナ禍だからこそギタールの何気ない日々を大切にできたし、こうして定演も無事終えられたこと、個人的には唯一の他大生として引退を迎えることができたことに驚いております。

まだまだ予断を許さない状況が続いており、後輩たちも不安な気持ちが大きいと思います。どこまで力になれるかわかりませんが、どうか先輩に頼ってくださいね。これからは遠くから見守る形にはなりますが、応援しています。

そして最後に一つだけ言わせてください。私の人生において、ギタールでの3年間は宝物です。本当に今までありがとうございました。

まとまらない文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。